湖南市立　岩根小学校

　５年喫煙防止教育　保健センターから講師を招き、喫煙による健康被害について学習しました。肺の状態がどのようになるか映像で見て、被害の深刻さを知りました。

県と市の選挙管理委員会より、選挙について学習するための出前講座に来ていただきました。まず、選挙の仕組みや必要性、現状についてのお話を聞き、投票率の低さについて考えました。

そして、教頭先生と担任の先生が織田信長と徳川家康役で市長選挙に立候補し、模擬選挙。演説では、どのようなまちにしたいかを一生懸命訴えました。模擬選挙では投票立会人、投票管理者や受付業務をおこないます。応援した候補者の票数はどうかとどきどきしながら開票作業も行いました。
選挙を体験し、自分のまちをつくる代表を選ぶのは自分自身であることを身近に感じられたと思います。

７月１日はびわ湖の日です。
1980年にびわ湖の富栄養化防止に関する条例ができて、それにかかわっての記念日。環境美化に努め、琵琶湖への思いを共有する日です。
今日はびわ湖の日に向けて、朝一番に全校で草引きをしました。雨のおかげで土は柔らかく、作業はスムーズに進みました。作業の方法を知った児童はその後、休み時間にも進んで草引きをしました。

4年生は、栗東市環境センターへごみ処理の学習に行きました。
しかし、そこで知ったことは、ごみを処理するだけではなく、環境に配慮し、環境を良くすることでした。
私たちの生活を支えるセンターでは、「ごみは資源である」との考えから、手間をかけて分別作業をされていました。
運ばれてくる8割近くが燃えるごみです。家での分別と同時に、ごみの出にくいものを使うことが大事だと学びました。
工場内を見学しながら、持っていったしおりいっぱいにメモをしました。

６月１９，２０日は５年生のフローティング・スクールでした。４０年続く学習船「うみのこ」での学習です。

びわ湖を教材にした環境学習だけでなく、他校の友達との交流、寄港地での地域・歴史学習など、内容の濃い１泊２日でした。
４年生の「やまのこ」や浄水場での水の学習がこの５年生のフローティング・スクールにつながっています。そして、これから日々の生活に生きてきます。

２日目復路では、淡水湖に浮かぶ島では日本で唯一、人が居住する「沖島」の小学生が、旗を振って歓迎してくれました。（写真）

児童を中心においた学校づくり。
学習も、行事も、生活も児童が主役です。そして、それを児童自身が最も自覚し、責任を持って取り組むのが児童会活動や委員会です。
６月１５日に岩根小の児童総会「いわねっこ総会」を行いました。
まず、各委員会の取組発表とそれについての質問や意見交換がありました。そして、児童会目標『「いいあいさつ」「わかり合える」「ねっしんに取り組む」岩根っ子』を実現させるための各学級からの発表がありました。一生懸命な発表は、それぞれ決まった言葉をていねいに発言するだけでなく、自分の思いを言葉にのせた力強さを感じました。

租税協会からゲストティーチャーを迎え、６年生が租税教室を行いました。
「税金」は知っていても、どのように私たちの生活と関係があるかは十分にわかってはいませんでした。
租税教室では、身近な施設と税金、日々の生活と税金との関係などを先生のお話やゲームを通して学びました。
なんとなく知っていたことが、知識として身につくと、自信を持って生活できそうだと思えてきた６年生でした。

3年生の「まちたんけん」第3弾は正福寺方面です。
岩瀬神社、塚山古墳、正福寺を巡ってきました。山の恵である清水（しみず）の音に涼しさを感じ、古墳の神秘とお寺の歴史に、いつもとは違う時間の流れの中にいたように思います。
蒸し暑い日でしたが、古墳の中に入ると、ひんやりとして、一瞬のタイムスリップ。それぞれのポイントで詳しい説明をしてくださった、コミュニティ・スクール理事の皆様、ありがとうございました。